非実在青少年問題で、規制反対派はカルト化していくのか?パート5〜まだまだ、捨てたモンじゃない〜

選挙も終わったわけですが、オタ票当て込んだ社民党保坂展人氏が落選したりと、一連の非実在青少年問題は必ずしも選挙の争点にはなれなかったみたいですナ。

オレ的には落選云々よりも、保坂氏の選挙ボランティアにあの臭ちゃんが参加していることの方に注目してしまいましたw 保坂氏は臭ちゃんたちが三年前の夏コミで何をしたのか知っているのかねぇ(;´Д`)。

ちなみに社民の比例第二位で当選した人、名前忘れたけどこの人は児童ポルノ規制やマンガやアニメの表現規制には賛成という話もあって、どうにか保坂氏や福島党首に働きかけて反対派に転向しようとしている人もいるみたいだけど、その人は日教組の支持を受けているって話もあって、教職者の支持を持つ人がそう簡単に主張変えられるかだよねぇ。

逆にスキャンダル見つけて蹴落として保坂氏を繰り上げ当選させようという過激なことを言う人もいたりして、かなり非現実的なことだな。本当にスキャンダルがあるのならばそれを突付くのは特に悪いことではないと思うんだけど、フレームアップするのはそれこそ「都条例改正に関わってる警察官僚に志布志事件に関わったやつがいる!」と吹聴してるノータリンと同類なのでやめた方がいいだろう。

後はツイッター辺りで選挙に行かないオタクというワラ人形振り回してどうして保坂氏に入れなかったんだという主張する人もいたりするみたいだけど、そういうのはそろそろ止めた方がいい。

そういうことを言ってる人は選挙に行ったオタクをバカにしてるにも等しい。そしてオタクで、一連の規制問題に興味があって心情的に規制反対であってもそれが投票する時の第一の動機とはなり得ないわけで。これだけはどうしようもない。

そこんとこ理解しないといつまで経っても落選のたびに同じようなことを言い続けちゃう。なんでお前らはボクたちの言うことを聞かないんだ的なイカ臭せぇ主張の繰り返しからは卒業して欲しいもんだな。

規制賛成派やなんとなく賛成派を説得するよりも、まずは選挙に行かなかったかもしれないオタクや選挙に行ったけど保坂氏に投票しなかったオタクをいかに納得させるかをも考えていった方がいいかもしれんね。今日び、古臭い文化人ですら使わない「お前らときたら」的な上から目線では反発買うだけ。






以上、選挙の雑感終了。ここからは夏コミ前ということでネタのタレコミも来ているようなのでそれをまとめて見たいと思う。黒岩頼介氏がコメント欄で色々と拡大集会の件で情報を下さったので。

http://blog.livedoor.jp/increment/archives/51841798.html#more

ここのブログで先日行われた夏コミの拡大集会での主な出来事が載っていますがやはり一連の出来事についても質疑応答で触れられたようですな。

以下転載引用

Q:都条例について署名運動しないの?
A:しません。動きを見つつ対応。

上のブログの人も「いい加減うぜぇ」と所感を述べられているけどまったくもって同感しきり。
署名問題は例のカマヤン氏やその周辺とコミケ準備会や同人即売会連絡会が揉めている原因の一つみたいで、未だにどこが署名するかとかコミケ準備会でやれ! という押し付けが続いとるんですなぁ。彼ら反対派の言うところの「もう切羽詰ってる」状態の割には未だにあいつがやらないからあいつが投げ出したからとかなり悠長なこと言ってるけど、んなこと言ってたらなんも進みませんぜ。

コミケ準備会側の問題意識や当事者意識が低かろうが、やらん! と判断している以上は自分たちでやるしかない。個人情報の問題とかは保坂氏や山口弁護士といった人たちがケツモチしたらいいと思うのですがね。頼む相手も頼み方も間違えとるよね。

自分たちの名前でどれだけ集められるか、やってみたらええやん。やってみせてコミケ準備会を見返してやりゃあええねん。いつまでもコミケ準備会が〜といったところで進まない。

そして一方でこんな質疑も。これは黒岩氏からのコメントから。黒岩氏のコメは他にもあるのでそれらと併せて読んでいただくと吉。

例の虚業日記を上げた上で
(名前出た後にひそひそ話をしている人が複数いました)
コミケは中立を保って欲しいという要望とコミケの理念を
もっと言うべきという質問みたいなのがありましたが
(恐らく先鋭化している連中への牽制もあったのかもしれない)
それに対して共同代表の市川氏が慎重に言葉を選びながら
回答をしていた感があったなと・・・時期的に考えても共同代表を含めて
重要なポジションに居る準備会の人達が
あの日記の事を知っててもおかしくないと思いますが
やはり「ある種」の認識はされているのであろうと・・・。
参院選の結果については静観すると発言がありましたが
その際選挙に行った人?
という問いかけに現場のほぼ全員が挙手していたのを見ると
選挙絡みでの失礼なツイッター発言は
(あの現場に於いては)的外れでしたね。
あと「署名はしないのか」という質問が複数ありましたが
いい加減にコミケの名前を借りた他力本願はやめて
自分たちで動いて場所を借りてやるだけの
気概を見せて頂きたいものだと・・もっとも現時点で
果たして署名が集まるどうかは未知数ではあるでしょうが・・・

俺もその質問者と同じ意見。というより、今反対運動して頭に血が上っている人はコミケの理念やあり方を今一度、読み直してクールダウンした方がいい。
根本的な理念を無視した運動は、それが例え正義であってもやはり支持されないのだ。

しかし、例のカマヤン氏の日記を出してまで質問した人が出るこの現状を考えると、先の保坂氏落選はさもありなん、だったのかもしれないし、反対運動が限界を迎えつつあるのかもしれない。

後、やはり三年前の夏コミ襲撃未遂事件が以後の動きに微妙に影を落としてるのかなぁと、これは黒岩氏も言っておられたことですが。あれ以後、それに関わった人やそれに近しい連中と距離を置くようになったとしたら、改めて不味いことやったよね。

以後もう少しコメント引用w

それと前半の現況報告の際に2回、同一人物による野次がありましたが
(マスメディアの報道方の件と表現規制の都条例の件の所でした)
周囲は同調する者も無く、粛々と進んでいたのが印象的でありました。
むしろ野次飛ばしても周囲の反応を見れば自分の立ち位置くらいは

・・・分かんないでしょうね

俺が10年以上前に知り合いに連れられて参加した時はヤジもなく、米澤氏の軽いジョークを交えた和やかな話で進んでいって、そういう下品なことをやる人なんかいなかったと覚えているのだが、今とは現状は異なるらしい。

しかしこの手の質問は今後もコヒペのように毎回出てくるだろうから、その度に同じことを答えなきゃいけない代表氏の苦労が偲ばれますな。

最後に黒岩氏から教えてもらった関連ブログをここに。

去年冬コミ拡大集会をレポートと、表現規制問題への所感も含めて述べているブログ

http://blog.zaq.ne.jp/iwasere/article/835/
http://blog.livedoor.jp/increment/archives/51761029.html

こちらは今回の夏コミの拡大集会レポートの模様。
http://blog.livedoor.jp/increment/archives/51841798.html

規制反対を唱えている人で、コミケ準備会の方針を不甲斐ないと思っている人は、今一度立ち止まって、表現の自由という前にコミケの理念を振り返ってみた方がいいかもしれない。コミケという場が一体なんなのかを。
そういうことを言っている場合ではない! ではなく、俺たちがいるコミケという場のあり方の問題なので存亡の危機とは切り離して、今一度冷静に考えて欲しいところではある。

ただ、それを踏まえた上で反対運動している人もいると思うのでそういう向きに対しては釈迦に説法。どうぞ邁進してくだされということでw