菊地成孔氏のサイト、プロバイダーから警告が下るのこと

ネギま! をちーとばかし自分のラジオ番組で茶化しちゃったがためにキチガイアニオタに粘着されてしまった菊地成孔氏。しかし相手が悪かった。菊地氏は抗議メールのアドレスを晒し上げた挙句、徹底的な反論に出ています。粘着した側が、なんと粘着されてしまうという情けない事態になってます。

ネットとか電波男のお陰で気が大きくなった、ネットじゃつおいんだぞぉ〜な妄想に浸るキチガイアニオタは、こっちがメール攻勢でぶしゃれば相手は萎縮して黙る、あるいは謝罪するであろうと思ったのか、銃で脳天ブチ抜くぞと菊地氏を恫喝したはいいものの相手が徹底抗戦し、なおかつメアドまで晒すとは思わなかったのでしょう。
今度は半ベソかいて菊地氏に今度はメアド晒しは個人情報保護法 第23条に触れる、プロバイダーにチクってやる、なんてことになってます。最初の発端はネギま! を茶化したことから始まったはずが、全く関係のないことでの揉め事になってしまったとさ。

一方、菊地氏は正々堂々と反論。しかしプロバイダーから警告が下ってしまったようです。

http://park10.wakwak.com/~kikuchic/cgi-bin/ezjoho.cgi

しかしプロバイダー側はどこの記述が誹謗中傷、プライバシーの侵害かは判断できなかったのか、菊地氏に対しては自主的に削除するよう勧告したに留まったようです。

菊地氏と抗議をしているアニオタのやり取りを見ていると、最初にメアドを晒された黒百合が別のメアドを使って別人を装って菊地氏にメールを送って反論のやり取りを続けているように見えるね。

しかしこれを見ていると、なんか昔、あったよねぇ。どっかの編集者が「ネットに圧力なんざない。そのネット上での戯言を圧力として受け止めて、屈してしまう側に問題があるのだ」と言ったところ、いくつかのブログから反論のTBを貰った。それらに反論できなかった編集者はTB元で外国人差別が行われていると言い掛かりをつけて、相手のブログ管理会社に通報して相手のブログを削除してもらうよう圧力をかけた。そんな騒動があったなぁ……と思い出した次第。他にも森本浩司がヲチャーの大手町博士氏のblogに削除依頼を出したなんてのもありやしたね(´ー`)y-~~

それはともかく、ネット上での揉め事や論争で、相手への反論が出来なくなるとみるやヤクザの言い掛かりに変貌して「人権侵害だ」だの「プライバシーの侵害だ」「個人攻撃だ」と言って、相手をその論争の元となった要因とは別のところに因縁をつけて叩きはじめることはままあることではある。ネットでなくても、リアルでも安倍氏による報道機関への介入騒動の時も、事実か捏造かの問題だったのがいつの間にか政治とメディアの問題に摩り替わっていて、それで安倍氏自民党への当て擦りを続けた某マスゴミなんて例もあるからねぇ。

森山直太朗の時は親の七光り、一発屋と当てこすれば気が済んだかもしれんが、菊地氏は親の七光り、一発屋という言葉を使って罵倒も出来ないし、菊地氏もこうした揉め事に関しては百戦錬磨らしく、全て論破している。これはネギま!信者(それもごく一部の)が相手をあまりにも甘く見過ぎた結果でしょう。

こうなったら被害が拡大しないうちに、菊地氏からは撤退した方がいいんでないかねぇと思うのだが(そういう問題でもないか)。

でもこうした行動が結局はアニメを理解してもらう、アニメ趣味を広めてもらう機会を狭めてしまうことは確かだろう。菊地氏もプロバイダーが削除に動いた場合、以降自分の番組内でアニソンの紹介を止めると公言している。菊地氏は必ずしもアニソンに理解が無かったわけではない。
無理解が偏見を生むとはいうけれど、理解する場を設けようともせず、理解してもらおうと努力もせず、ただ単に自分たちの主張だけを唱え続けるだけなのは、いかがなものかと考えさせられた次第です(´ー`)y-~~