アーツ事件に関連して三ヶ月不買運動開始

http://wiki.livedoor.jp/tasogare100/d/3%a5%f6%b7%ee%c9%d4%c7%e3%b1%bf%c6%b0%a4%de%a4%c8%a4%e1

あまりにアーツの対応が悪いことに業を煮やした一部ファンがアーツ関連の商品やファングッズの類を不買するという運動が起こっているようです。

ちょうど事件があの「もってけ! セーラー服」オリコン二位浮上と同時だったこともありますが、この不買運動が拡大化すれば、今後の一位運動にも当然、影響は与えるでしょう。

ケースは少し違うけど、かつてエイベックスやソニーが推進したCCCDの時もCD-DA規格ではない、CDプレーヤーでの動作保障をしていないCDソフトを普及させようとしたことに音楽ファンから激しい不興を買ったことがあった。
推進した側は今後全てのCDをコピーコントロールCDにしようと目論んで強制的に推し進めたけど、ネット上での不買運動や抗議運動を甘く見た結果、結局はCCCD採用の弾力化という名の事実上のCCCD撤回をしたことは記憶に新しい。それどころか、本当の目論見であったDVDオーディオの普及すら達成できなかったのだ。
これはCDそのものが売れなくなってきてて、売れなくなった原因をネット上での音楽ファイル流出だけに追い求めたレコード会社側の見当違いだった面はあるけど、それにプラス、音質が悪くCDプレーヤーの寿命を縮めるCCCD規格を遠慮する音楽ファンが音楽CD購入を控えてしまったことも決して無関係ではないでしょう。

怒って目覚めた消費者はマジで怖いですよ。特にアイドル声優のCDはニッチもいいところ。いきなり売れなくなることはないと思うけど、多分ボディブローのようにジワジワと効いて来るんじゃないかな。むしろ不買不買と言って抗議してくれる人はまだいい。売り手側にとって一番恐ろしいのは抗議する気力も失うぐらいに白けて、そのまま購買層から離脱していくことで、これってどこの客商売でも一番恐れていることですよ。まだ文句言ってくれるお客さんの方がむしろありがたい。

僕はアニメDVDや声優のCDを常に買い集めているわけではないので、あまり運動に貢献はできないけど。でもいいんじゃないかと思う。こういう運動があれば、業界内の自浄作用を促進できる可能性もあるわけで。仮に売上が下がって淘汰の憂き目にあったとしても、それはムーブメントの寿命だったと考えるしかないでしょう。

あと、アーツだけは良くないと思う。やるなら事務所関係無しで不買をやった方がいいと思う。本当は良くないのかもしれないけど、業界全体の問題と捉えるなら、そうした方がいいと僕は考える。CDはともかく、ドラマCDやアニメDVDの場合、出演者が複数の事務所に跨っていることはザラですし。

今後、事件がどう動くのかを見極めていきたいですね。