講談社「VoCE」盗撮は講談社の体質そのものである

http://tama-exp.seesaa.net/article/17953513.html

今TBが送れないので勘弁のほどを。多摩急行氏のブログでVoCE盗撮問題に触れられていたので。よくよく考えてみれば講談社は週刊マガジンの編集者が薬物所持で逮捕されたこともあった。ましやてあのフライデーはたけし軍団による襲撃を受けたこともあったのである意味「さもありなん」というべきなのか。これがVoCE一誌だけの問題ではなく、講談社全体の体質として見られても当然なのだろう。

ちなみにこんな意見もあるようなのでリンクを張っておまきしょう。

http://d.hatena.ne.jp/Hayashida/20060521

言っていることがやや分かり辛い面もあるのだけど、要はあの記事は外注だったので編集長にとっては寝耳に水でああいう対応になってしまったのではないかというid:Hayashida氏の騒動に関する指摘だが、果たしてそれはどうだろうか。オタ系イベントで撮影禁止だけど友人同士での記念撮影は黙認されているのと、今回の店内の盗撮問題は全く次元の違う問題であって、比較することすら出来ない。このような主張は性的でなければ盗撮は許されると暴言を吐いた特一と何ら変わりはない。

id:Hayashida氏はオタクに対してルサンチマンめいた感情を抱いているようだが、上記のような主張はひどいものである。集団としてのオタクは身内に甘いという主張は僕も受け入れられる部分は多々あるのだが、どこのイベントだろうが、盗撮行為はやはり禁止されていて盗撮行為を肯定したり、実際に盗撮行為をはたらいた一部のカメラ小僧がイベンターサイドから出禁を食らっているという事実を見れば、全て甘いというわけではない。ルールを逸脱すればいくら仲間でも追放される。それはオタクであっても変わりはない。

音羽グループの規模などはどうでもいい。大きいか小さいかが問題ではなく、盗撮をしようが外注の編集プロダクションに記事を放任させて後は知らん振りしていいということではないのだが(ちなみにVoCE編集部が該当記事を外部に発注したという根拠は今のところ出ていない)。外注に記事を任せてそれらのチェックをまともにしなかった講談社の責任は逃れられないのは当たり前だろう。外か内かの問題ではないのだ。
百歩譲って編集長の知らないところで記事が載ってしまって「寝耳に水」となったとすれば「何か問題でも?」の対応は正直ありえない話だ。

例えば一般企業で顧客からクレームが来て「何か問題でも?」「このようなクレームをつけること自体が残念」と突っ返せばそれが二次クレームになるのは当たり前のことである。言葉は丁寧だが喧嘩腰の対応と何も変わらないだろう。