僕も読みたくなってきた「嫌オタク流」とオタクの優性論云々

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嫌オタク流、前のエントリーで「内容はともかく対談ばかりでなんか嫌だ」と書いたものの、やっぱり内容をちゃんと読んで評価すべきだと思い立ち購入を検討。ちゃんと買っとけばよかったナ(;´Д`)。なんか対談形式「だけ」で話が進むのは、夕刊ゲンダイ辺りの三流芸能記事みたいなイメージが強くてどうにも苦手なのであった。

2ch嫌オタク流に対して嫌悪感を抱くブロガー界隈では「オタクはエリート意識持ってねーよ」と嫌オタク流が掲げる「オタクはエリートぶるな!!」というテーマを頭から否定してかかっていますが、それはどうでしょうかね。僕は絶対に無い、とは言い切れない。どこかでエリート意識を無意識のうちに抱くオタクは一定数存在すると思っている。

かつて、マネーの虎に出演したチャンコ増田氏は「オタクイズビューティフル」なんて言葉を生み出して、いかにオタクやオタク文化が優れていて、世界に認められた文化であることを社長さんたちの前でプレゼンしてみせた過去があるのを最早お忘れだろうか。あれがオタク優性論の発露なのかどうかは議論の余地はあるでしょうが、オタクイズビューティフルはねーだろと当時観ていて思ったものです。少なくとも、オタク文化は世界に認められたものであり、優れたものであると彼が考えていることは間違いはないでしょう。

それと、NHKで放送された10代しゃべり場でオタクが出た時も、出演者の一人の元ヤンキーの鳶職の子に、オタクの子が無理やり「ぱにぽに」を勧めようとして否定されたことに憤っていたシーンがあったが、それはやっぱり頭のどこかで自分たちの趣味は優れている、だからみんなもこの優れた趣味を理解するべきだという考えがあったからではないだろうか。オタクの子は「みんなに漫画の素晴らしさをわかって欲しい、その素晴らしさを分かち合いたい」と言っていたが、だからといってオタ系漫画が苦手という元ヤンに勧めて、自分の好きな漫画を素気無く拒否されるとブチ切れて元ヤンの子を個人攻撃するという姿勢はいかがなものかと思ったものだ。

ともあれ、来週、本屋で買ってみようと思うのでした(´ー`)y-~~ 薫氏は買われたようですナ。