きんもー☆騒動に待ったをかけてみる

http://kan-chan.stbbs.net/main.html

そんなわけでネイサンズのバイトが勤務先のコミケ会場で「オタキモイ」とオイタをした件について、こういう意見を述べているサイトがあったので紹介しておきます。なんかネイサンズが公式サイトで謝罪したりして、形としては沈静化したと見るべきだろうけども。

上のサイトで言われていることは至極ごもっともだと思います。僕自身も同感と思うところがいくつかありました。そこでこの日記サイトのコメント掲示板を覗いて見ると……

http://kan-chan.stbbs.net/cgi/board/mibbs.cgi?mo=p&fo=blog&tn=0002

以下引用。

02: 名前:まる投稿日:2005/08/27(土) 00:23
初めまして。まると言います。
2005/08/24の日記、「おたくを「きもい」と書いたブログはまだ可愛い」
について、一言物申したいと思います。

客の事をキモイと書いた騒動で重要な点はコミケで起こったというただ一点だと思います。
キモイと思った事、blogで発信された事自体はこの際大した問題ではなく、
オタクが程度の差はあれキモイと言われたり思われたりする事は周知の事実です。
だからオタクは普段から肩身を狭くして生きているのです。
コミケという自分達の祭りに、(コミケ一般参加者から見て)頼みもしないのに勝手に出店して、
自分達を蔑んで見ているなんてのは耐えられるものではないと思います。
「ここは俺達の祭りの場所なんだよ!、なんでほっといてくれないんだ!」
コミケでさえ、俺達に安住の場所では無いと言うことなのか!」
という魂の叫びが聞こえてきそうです。
オタクがキモイと言われたから怒ったのではなく、
コミケをオタクが心置きなく楽しめる場所として守りたいという思いが
今回の騒動の予想外の広がりを見せたのだと思います。

自分はコミケ会場でなければ騒動にすらならなかったと思うのですよ・・・。


03: 名前:キモオタ投稿日:2005/08/27(土) 09:16
「オタクがキモい」と言われたから、オタクが悔しくて叩いていると考えているのなら、
それは大きな間違い。

「オタクがキモい」と言ったのが問題なのではなくて、
『顔も本名も好評している人物』が、『自分の責任のうえで』『自社の顧客に対し侮蔑を行なった』のだから、
『ならその発言の始末をつけろ』と『責任を突きつけられている』んだよ。

どこの会社の誰かが判らない人が言った悪口なら笑って無視も出来ようけれど
ハッキリそこのアイツが言っていると解っているなら、「オイこらそこのバカちょっと顔貸せ」となるのは至極当然の話。
「たったこれだけのことで怒り出すなんて、オタクって心せまーい」「キモいといわれないように努力すればいい」
というのは、問題のすり替え。

という書き込みが。こういう身勝手な意見を見ているとやっぱりキモイといわれてもしゃーないな。管理人も日記で書いているように、例のバイトの公私混同な行動とそれを克明にweb上に晒したことについてはかなり厳しく批判にしていて、到底擁護は出来ないと断言しているにも関わらずに、である。

その「オイこらそこのバカちょっと顔貸せ」のやり方がオタクのイメージを下げる原因なのだと、何故分からんのかということに尽きるわけです。
上の書き込みでもありましたが、大体コミケは元々安住の地でもなんでもなくて、外の世界と全く変わらないと思いますよ。コミケの中だけオタクは自由で安住の地だと思わない方がいい。外の世界と等しくキモオタと呼ばれる人たちにとっては厳しく評価される場所だと思います。

特に近年のコミケは出入りの業者も沢山やってくるし、一般人の目に晒されやすい場所ですし、本社から動員されて会場で働く非オタのバイト君たちは容赦なく僕らオタを厳しい目で見ているはずです。その大半は接客教育を受けているでしょうから、顔や口には出さないとは思いますが。

ただ僕は今回のコミケでこの騒動に繋がるであろう、象徴的なシーンを見ました。二日目の西館で、某魔法少女アニメの女装コスをしたオッサンが歩いていたのですが、近くのゴミ箱の前に立ってたゴミ回収業者のバイト君らがその女装オッサンを指差してゲラゲラと笑っていた場面に出食わしたことです。接客業ではない出入り業者のバイト君らは本当に容赦無いですね。ただゴミ屋がいなければコミケ会場はゴミだらけになってしまうわけで、到底切るわけにもいかない。もちろん、どういう格好であれ赤の他人を指差して笑うバイト連中も決して行儀は良くないですが。

ネイサンズなんて出入りの業者なんかはいくらでも代わりはいるでしょう。しかし、もうネイサンズだけの問題でもない気がします。コミケが一般人の助けを受けて開催されているという一面がある以上、こうした摩擦は今後、増えていくと思われます。

そこでそうした人らと摩擦を起こすのが得策なのか、それとも譲り合うかは多分、僕らオタの側に掛かっている部分はあるでしょう。