原えりすん氏の過去のこと云々

とらぶる・うぃんどうず騒動を追っていくうちに、1998年に起きた同様の騒動が浮かび上がってきた。原えりすんこと漫画家の松浦まさふみ氏が過去に起こした騒動らしい。今回の騒動とかなり似たケースと経過を辿っています。
ちなみに、1998年と言えば自分がはじめてネットに繋がった年で、ちょうどその時に起こってますね(´ー`)y-~~

http://www.geocities.com/Tokyo/Island/6301/dollk.txt(id:nekoneko氏より)

http://d.hatena.ne.jp/nekoneko/20050513

上のログテキストの完全版も発見しましたヽ( ̄ー ̄)ノ 
http://www.geocities.com/Tokyo/Garden/9463/doll.txt

ちなみに松浦氏は先月に開催されたふたば関連のオフイベントの運営に参画していたらしく、とらぶる・うぃんどうず騒動に関連づけられて思わぬところに延焼している様子。松浦氏はメディアワークスから単行本を出しているので当然、石黒直樹との関係も疑われているが、騒動に関連して両者が確実に繋がっているという証拠は現時点では無い模様。
従ってイベンターの内輪揉めと、とらぶる・うぃんどうず騒動は切り離して冷静に考える必要があるかも知れません。

とはいえ、こういう業界ゴロが業界人面して同人に首を突っ込むとロクなことにならないのは経験からよく知っています。
自分もとある同人のジャンルで活動していた時に業界人が来て、業界内の裏話をさも自慢げに話す(君たちが好きなあのキャラのモデルはあの作品のあれとか、そういう他愛もない話です)のを目の当たりにしたことがありますし、そういう人に限って趣味の範囲内である同人を必要以上に見下した態度を取り続けて、結局は総スカンを食らうことがあります。
こういう人たちは、どうして自分が追放されたのか理解できていません。それどころか相手はアマチュアだから、業界にいて同人ではない、本物である好きな作品の製作に携われる自分に嫉妬しているのだろうと勘違いしているのが大半です。よく実力が伴わない作家がアマチュアからの批判に対して「お前らは所詮ワナビーだから偉そうに批評するな」と言って批判を無視する、アレと同じです。
これは、同人誌の世界が業界に憧れているワナビーやアマチュア、業界人予備軍だけで人口が構成されているわけではないことを理解していない業界人だと、こういう考えに陥りやすいかもしれない。

また別のケースだと、同人系サイトである作品を批判しているとその作品の製作に関わった業界人が掲示板にやってきて

「お前らは間違った解釈をしている。あの作者が言いたかったことはこうなんだ。作者の言いたいことと別の解釈をするのは、その作品と作者に対する冒涜だ」

と突撃してやはり総スカンを食らうものもありました。これは例えば攻略本や関連ムックの編集に関わっている人であって、作者本人や脚本家といった上のレベルの人間がやってくるケースは少ないです。大体下っ端のライターですね、こういうことをするのは。
ちなみに彼は袋叩きにあい、最後に「作者の言いたいことと別の解釈をして作者を冒涜するお前たちはスティーヴン・キングの「ミザリー」に出てくるパラノイア女と同類だ」と捨てセリフを残して去っていきました。しかし、その作者を一番冒涜しているのは、作者の名前を錦旗にして自分の考えを他人に押し付ける行動に出たその人でしょう。

アニメ・ゲームに関わる業界人であることと、個人の趣味としての一オタクであることにケジメがつけられず、公私混同してしまう人は得てして同人のジャンル内でトラブルを起こしがちの気がしますが、自分も含めてオタクは業界人を絶対視してしまうところがあるので気をつけないといけない。

ただし、業界に身を置く人全てがそうではなくて、ちゃんと公私の区別がつく人は同人のジャンルにいてもうまくやっていけると思うし、そういった人の方がむしろ多いでしょう。