犬神明

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文字が潰れて何が書いてあるのか分からないのですが( ´_ゝ`)。ま、それはともかく、犬神明と言えばウルフガイです。平井和正です。

僕が生まれる前にこのウルフガイシリーズはかなりの人気を集めていたらしく、ちょい前で言うところの「魔界都市ブルース」「サイコダイバー」とか田中芳樹の「創竜伝」的なポジション(ただ田中芳樹の小説は伝奇バイオレンスとはちょっち違う気もする)にあったと思う。伝奇バイオレンス小説の先駆け的なものでした。

僕の世代ではOVAになった時に知った人が多いかも知れない。けど当時(僕が高校生の頃の90年代前半から半ば)はもう平井和正の本は書店からほとんど姿を消していた。ウルフガイシリーズはOVAの販促からトクマ・ノベルズで再販がかかっていたけどアダルト・ウルフガイシリーズは角川文庫も祥伝社ノン・ノベルからも姿を消している状態。再販がかかってたウルフガイシリーズも取り寄せないと入手が出来ない状況だった。

そんな僕がアダルト・ウルフガイシリーズに出会ったのは古本屋だった。本の虫だった僕は毎週読む文庫本を新刊や新品だけで揃えるのが財布的に厳しくなってきたので古本屋で何か面白そうな文庫本を物色するようになって、そこでアダルト・ウルフガイに出会ったわけです。当時は古本屋で揃えるのも苦しかったけど、何とか二年ぐらいかけて揃えた記憶があります。

僕の中ではやはりアダルト・ウルフガイシリーズがピカ一ですな。人狼白書辺りまでは読めたけど、やはり最後の三部作は「?」だった。

もちろん少年ウルフ・ガイも読んだ。ただし黄金の少女からラストのシリーズの内容は正直、ほとんど覚えていない。覚えているのは犬神明が散々悩む、アメリカのネオコン系勢力が悪玉……みたいな感じでしたな。
ウルフガイシリーズが続編で出始めた頃は狂気乱舞したものですが、読んでいて苦痛を覚えたような気もしないでもない。その後のウルフガイDNAも一巻だけ読んでパス。犬神メイにはあまり萌えませんでした(w

とまぁ、犬神明の名前が出てきたので昔の思い出話をしてみたということで(´ー`)y-~~